キーボードPC IIをヘッドマウントディスプレイVufine+で使ってみた

プライベートの話題ですが、新しく手に入れた玩具の紹介。

※写真はクリックで拡大します

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上の箱がモニタ、下の箱がwindows10入りキーボードです。

まずは個々の機器を紹介。

 

WKA-W10HBK キーボードPC II

テックウィンドのPC入りキーボードです。
HDMI、VGA、USB、有線LAN、無線LANなど一通りついています。モニタやテレビがあればどこでもPCが使えるという売り文句。

初代はACアダプタ必須だったのですが、2からは公式スペック6時間の、普通のノートPC程度のバッテリーがついています。
入手したものは、JustSystemの一太郎2017販売記念の限定カラーです。

スペックなどの詳細はメーカーのサイトをみてください。

 

Vufine+

ヘッドマウントディスプレイ、ウェアラブルモニタ、Vufine+。ビューファイン。
Vufineを購入するつもりでいましたが、新型が出たので新型の+を。

OSを何も搭載せず、HDMIのモニタ機能だけに特化した、眼鏡装着ディスプレイです。

スマホやPCのサブモニタとして、動画を見たり、ポケモンGOを歩きながらするのにお勧めだそう。
ポケモンはやっていませんが、GPSアプリだと、運転中にハイタッチ!ドライブを楽しんでいますが、歩行ならともかく、Vufineをつけての運転は怖いかな……。

 

昨年、赤と黒のキーボードPCの可愛さに一目惚れして、一太郎2017プレミアムのバージョンアップ版と、キーボードPCの限定セットを予約したのが全ての始まり。

しかし、ホテルのテレビで使えると言われても、そんなに出張しない生活をしています。旅行中はPCもスマホもあまり使いたくないです。写真を撮るくらいです。
デジタルサイネージの操作もしません。
家だったらデスクトップPCがあります。ノートパソコンもMacの薄い物を持っています。

普通のPCやタブレットと同じ使い方を想定すると利便性ないしは機能が劣るとわかっているデジタルガジェットは、事前に想像力を働かせて優位なシチュエーションを考えないと、どんなに見た目を気に入っていても使わなくなるもの。
ひとまず手に入れて色々試すこともありますが、汎用的なものと同じ使い方をして、これならもっと便利な機械があると思ってしまうとそれきり思考が停止することがあるので、できるだけ事前にイメージしておきます。

 

以前にシャープのUbuntu搭載B6ノートPC、NetWalkerを使用していました。
しかし、リンク先のシャープの公式サイトが、電子辞書としてもミニノートPCとしても使える、できることがたくさんある汎用的なマシンとしての利用法しかお勧めしていなくて、もどかしい気持ちでいました。
こんな勧め方をされたら、私だってwindowsの慣れたOSのノートPCの方が欲しい。余計な機能のない電子辞書が欲しい。

ちなみに壊れるまで使ってみて、私が良いと思ったのは以下の点でした。

・他のノートPCよりも小さい
・バッテリー駆動時間がとにかくものすごく長い
・ノートPCと違ってストラップにぶらさげて持ち歩いても壊れなそうで安心(当時)
・ノートPCと違ってスリープからの回復が早い(当時)
・UbuntuなのでOpenOfficeで表計算ができるし、縦書きも可能な日本語エディタにもなる
・キーボードが普通に使える
・インターネットに繋がるのでなんだかんだ便利
・レンタルサーバーにSSHやFTPで繋がる(まだクラウドが普及していない当時)

不便に思ったのは、Linux Zaurusからの乗り換えだったので、サイズが大きい(B6だけど、りなざうに比べると大きいです)ことと、モデムが直接ささらないことくらいです。

同じ頃、すでにキングジムのポメラが出ていたと思うのですが、ネットにも繋がらないけれど、テキストエディタに特化し、その機能を強調した宣伝が上手いなあと思っていました。
案の定、そちらは生き残り、とうとうインターネットに繋がるバージョンが出ましたね。

 

さて、可愛いキーボードPCをどうすれば活用できるでしょう。

はじめはポータブルモニタや、Androidタブレットをモニタにすることを検討していたのですが、それではノートPCの利便性に劣ります。タブレットだったら、タブレットのOSにBluetoothキーボードをつけたほうが、起動が速く、ノートPCみたいに立てられるケースもあって便利に決まっています。

windowsのノートPCを持っていないので、持ち運べるwindowsという魅力はありますが、うっかりwindowsのノートPCを買ってしまったら役目が終わります。

ノートパソコンと違って、モニタが本体と離れてしまうことを利点としなければ、私の所持するデジタルガジェットの中でキーボードPCは生き残れません。可愛さだけじゃだめ。

ということで、ウェアラブルとなりました。
モニタがウェアラブルなら、ノートパソコンが使いにくいマッサージチェアや、プライバシーが気になる場所でもwindowsPCを使い放題です。

だけど頭にかぶる形式は髪型などが面倒ですし、周りが見えないものだと外で使いにくいです。
OSもいりません。

 

辿り着いたのが、Vufineでした。

開封。

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近頃のデジタルガジェットは箱もおしゃれで所有の喜びを増やしてくれますが、中身あってこそです。

普通のモニタに繋いだら負けだと思っているので、いきなり、キーボードPCとVufine+をHDMI接続です。電源供給のためのUSBも。
いきなり、細い金属フレームの眼鏡にマウントさせると、眼鏡が軽すぎてモニタの重さに耐えられずにずり落ちるという仕様が判明。

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眼鏡の形については、アンダーリムでも、ずり落ちなければ、Vufineの角度を調整すれば使えるはずです。

付属のだて眼鏡はがっしりしたプラスチック。使うときは、セルフレームの眼鏡で。
金属フレームの眼鏡しか持っていない方は、眼鏡ずりおち防止グッズか、Vufine公式の帽子かヘアバンドでマウントするものを購入すると良いのでしょう。

マグネットのついた眼鏡マウントは頑丈なゴムで止めますが、ゴムなので消耗品と考えた方が良さそうです。

 

いよいよキーボードPC起動。

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小さな画面をのぞき込む感じです。視力検査のぼやける気球を思い出します。
とにかく文字が小さい。位置調整も見方も慣れていないため疲れて、要領が悪い。

でも、普通のモニタに繋いだら負けだと思っているのでこのまま進めます。

windows10のセットアップが済んだので、64GのマイクロSDを入れ、ブラウザやVisual Studio Codeなどの愛用アプリを入れたのですが、CD-ROMやDVDで購入したアプリのインストールで困ったことが。

外付けドライブが電源と二つUSBポートを使用するものだったので、キーボードPCの二つのポートを空けるために、Vufineに繋いでいたUSBを外しました。
しかしVufineのバッテリー駆動時間は公称90分。
いくつかインストールしているうちに、バッテリー駆動時間が終わってしまいました。

スマホの充電用の定位置にある充電ケーブルを挿したら、ここから動かせなくなってしまいました。しゃがんで画面を覗きました。

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でも、普通のモニタに繋いだら負けだと思っているので

まあ、あと少しで外付けドライブからのセットアップは終わるところだったので、長いUSBケーブルは持ってきません。

 

楽しいセットアップが終わり、一週間ほど使用してみました。

使用してみてわかったことです。

 

ぼんやり見よう

凝視すると疲れます。
ステッカーに、いつもの景色の中に画面が見える、みたいなことが書いてあるのですが、まさにそのような焦点で見ると一番疲れません。

 

見た目がこわい

家族曰く「目が見えているのに、どこを見ているかわからなくてこわい」。
装着した側の感覚も不思議です。ディスプレイを見ていても、お茶の間のテレビも見えていて、二時間サスペンスの内容をちゃんと覚えているんですよ。SFの世界に近づいた感じがします。

面白がった妹が似顔絵を描いてくれました。

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失敗したチェブラーシカの上に描かれる私。

 

ケーブルが邪魔

HDMIと電源用のUSB、二本必須です。とりあえず括りましょう。
ワイヤレスにできれば良いのですが。

 

スリープからの復帰はパスワード必須に

キーボードがロックされません。
スリープしても、持ち歩いているとすぐにキーボードが押され、元に戻ってしまいます。
復帰の都度、パスワードを入力するように設定しましょう。

 

拡大鏡と拡大表示をうまく使う

たまに使うアプリはwindowsの拡大鏡で、よく使うアプリは拡大表示で。
ブラウザはVivaldiがはじめから画面下部に拡大できるバーがついていてお勧めです。正直、この環境で、あとからプラグインでカスタマイズとかやりたくないです。バージョン12まではOperaで良かったのに。

Twitterは、mobile.twitter.comが拡大しても見やすいです。

 

ctrl+alt+上下カーソルで、左右の目を交互に使用

Vufineはデフォルトだと右目装着ですが、ずっと右目だと疲れます。
キーボードPCがwindows10なので、ctrl+alt+上下カーソルで画面が逆さになります。
すると、左目で使用できます。

 

ブルーライトカットのフィルムは必須

Vufineは明るさを調整できません。
スマホのフリーサイズの、ブルーライトカットタイプのフィルムを貼るとかなり目が楽になります。
ぴったりサイズのフィルムが売っていないデジタルガジェットばかり買ってしまう皆さんにはお馴染みですね。

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カットが下手くそでも他の人に見えないので大丈夫。

 

カチューシャ用マウントください

このディスプレイ、眼鏡のフレームからはみ出ると、だてでない眼鏡で使用している視力が悪い人には画面が見えなくなります。
正直、コンタクトレンズの方が見やすいですが、眼鏡以外は帽子につけるマウントか、ヘアバンドしかないようです。頭にかぶるタイプが嫌でVufineにしたので、私の選択肢にはなりませんね。

少し長くなる方のマウントを、頑丈な金属製の、耳裏までしっかり降りてくる長めのカチューシャにつけて使用してみました。見やすいです。
ただ、カチューシャのアダプタをつけた方は、耳の前におろしてます。長くて頑丈なカチューシャでないとずれます。

耳の後ろに普通にカチューシャをおろしてそこからビューファインを伸ばしたいので、カチューシャ型のヘッドセットか、カチューシャ用のマウントがほしいです。

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使用中の写真ですが、確かに焦点がおかしいですね。
帰宅後なのでメイクが崩れていますが、メイクも落とさずにPCを起動するのは日課です。

ごろごろ寝ながらPCを使うときの利便性はノートPCよりも高いです。

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若いときに買った某アーティストのグッズであるレザー猫耳カチューシャにつけてみましたが、カチューシャが細くて短くてずれてしまいました。赤が合ってるのに残念。

 

ときには片手で

キーボードが右手一本でタッチタイピングできる幅です。打ちやすいです。シフトキーが一つしかないことを除けば。
普段はタッチパッドで十分ですが、マウスをがっつり使うときは、ハンディトラックボールを左手で持って、右手でキーボードという操作が可能です。
ただしシフトキーが一つしかないのが片手入力に差し障るので、キーを上書きするアプリを導入してもいいかもしれません。

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片手でキーボードを打てない?
左手でハンディトラックボールを使えない?

それは、絶対にこの機械を使うという、趣味だからできる気合いで乗り越えるものです。
キーボード片手打ちは、いくつかB6以下のキーボードを渡り歩けば、フルサイズのキーボードでもなんとか使える程度にはなります。

 

バッグがない

キーボードの幅があるため、ノートPC用のバッグにいれていますが、バッグ内部の無駄なスペースに敗北感を覚えます。

 

そのように徐々に使い方が上手くなりながら、キーボードPC2とVufineを楽しく使用しています。

動画やインターネットをぼーっと見るのにも使いますが、テキストエディタとして使うとこんな状態です。

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ファミレスにて。
一太郎2017、エディタモード、縦書き、ズーム250倍、背景は目に優しく緑。たまに景色やテレビをぼんやり眺めながらも、スマホなど他の物を見ようとするとVufineの存在感があるので、それなりに集中して書けます。

そして、のぞき見が気にならない。

たまに、恋愛シミュレーションゲームのシナリオを仕事で書くことがあるのですが、ギャルゲーにおけるただの幼なじみだと思っていた女の子の成長を感じてドキドキするラッキーお色気シーンも、乙女ゲーにおけるイケメンがエスコートするデートで連れて行かれたスイートルームでの口説き文句も、これならどこでも安心して書けます。

 

でも、この状態を面白がれる人以外には、PCにしろテキストエディタにしろ、この組み合わせはすすめないと思います\(^o^)/
私はとても楽しいです\(^O^)/

個々の機械の使い方としては、このブログを参考にしていただけることもあるのでは。

 

さらに使ってみた結果

インターネットやテキスト編集をしながら映像を見るときに重宝しています。
移動中に動画を見るのに使えるというレビューを読みましたが、私の場合は逆。

DVDをみながらインターネットや入力作業をしたいときや、撮りためた録画を消化したいけれど時間が勿体ないときに、Vufineの方にPCの方の画面を写して、モニタでは映像を流してます。スマホやPCと違って映像から視線を逸らさずにインターネットや作業ができるので、「今のところもう一回」みたいな映像の巻き戻しがなくなりました。キーボードだとタッチタイピングもできるので入力のために視線を逸らすこともほとんどありません。

天空の城ラピュタの「バルス!」のように、人気番組や映画をSNSの友達と同時に見ながら感想をリアルタイムで投稿していくのにも便利です。

 

多分、セミナーでメモを取るときにも便利はなず。